レビュー03
     
     某掲示板に「NikonマグニファイングアイピースDK−21M」を「Canon EOS Kiss DN」
     に取り付け、ファインダーを改善(拡大する)というのがあったので早速試してみました。

     銀塩カメラと比べて、ファインダーが小さく見づらいのが、デジタル一眼レフ(APS−Cサイズ)の難点です。
     それがこのパーツを使うことによってファインダーを拡大し、見やすさを改善することができるかもしれません。
     
     CanonのカメラにNikon製品を取り付けるのは変だと思うかもしれませんが、2005年12月17日現在、
     Canon純正でこのようなパーツは発売されていません。
      06/1/15追記
      昔(MF)の時代にファインダーを拡大するようなパーツがCanonjから発売されていた事があったみたいです。
      未確認なので、断定は避けておきます。
     
     そこで改造無しでEOS Kiss DN に取り付けられるということで購入しました。

     それでは早速、中身を見てみましょう。

     
     こんな感じの袋で売られていました。型番が分からなくなったら、D200のパンフレットで確認すれば
     すぐ見つかると思います。「DK−21(接眼目当て)という商品もあるので注意!!」

     
     裏はこんな感じ。まぁいつもと同じと言うことで

     
     内容物一覧です。マニュアルと本体が入っています

     
     また裏返してみる。
     
     
     アップで撮ってみました。中央部はレンズになっています。

     
     裏側です。ネジでレンズが固定されているみたいです。
     
     
     左がDK−21M、右がKissDN純正品です。
     
     
     また裏側です。幅が違うのがわかります。

     
     KissDNボディと純正品はこんな感じです。普通ですね。
     
     
     DK−21Mをつけるとこんな感じです。一回り小さく、そして少し出っ張ります。
     
     
     で、実際に覗いてみたら、確かに拡大されていました。
     周辺部は拡大しているので少し見づらくなりました(拡大しているから当たり前と言えば当たり前)

     視度はずれるので、純正品で(−)一杯に設定しないとはっきり見えない人にはちょっと視度が
     合わないと思います。(私もも完全には合わなかった:裸眼視力1.5)
     まぁ実用不可のレベルじゃなく、ダイヤル1段のレベルなのでこの辺は好みの問題だと思います。

     気になるボディとDK−21Mのフィット感ですが、結構しっかりはまりました。
     引っかかりが無いので、純正品と比較して多少抜けやすいかなというのはありましたが
     通常使用している範囲では多分大丈夫かなと思うレベルでした。
     
     
     まとめ
     ・2500円(実売価格)くらいで、簡単にファインダーを拡大することが出来ました。
     ・ファインダーに不満がある方、ちょっとカスタマイズしてみようかなと思う方にはいいかもしれません。
     ・ファインダーが出っ張るので、ボディと顔の間を少し離せます
     ・人によっては視度調整の範囲で合わないかもしれません。
     ・試すときは自己責任で、転んでも泣かない
     ・DK−21Mの大きさに慣れた後に元の状態を見れば効果が実感できると思います。